医療技術

色と匂いの記憶は同じ脳内回路で処理・東北大

 東北大学大学院生命科学研究科の谷本拓教授らの研究グループは、色と匂いの記憶は脳内の同じ神経回路で処理されることを明らかにし、研究内容が8月19日付けのイギリスの科学誌「eLIFE」誌に掲載された。

 

 谷本教授らは、細胞数は違うものの哺乳類と共通のシステムを持つショウジョウバエの脳で研究した。色の記憶経路と匂いの記憶経路を比較するために、特定の神経回路の細胞を阻害したところ、視覚記憶と嗅覚記憶の両方が不可能になることを発見した。ほかの研究も合わせて、色と匂いの記憶は同じ回路を使っていることを新たに明らかにしたという。

 

 

 研究グループでは、「記憶に関する神経回路はまだ未知の部分が大きい。刺激の伝達経路の究明を続けていきたい」としている。
 

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