医療技術

鳥栖市のホテルで16人が食中毒 黄色ブドウ球菌検出

 佐賀県は昨日(27日)、鳥栖市原町にあるHOTEL AZ(旧・亀の井ホテル)佐賀鳥栖店のレストランで22日に食事をした16人が嘔吐や腹痛、下痢などの食中毒症状をおこし、患者の便から黄色ブドウ球菌が検出されたと発表した。


 発表によると、22日午後6時~同10時の間に食事をした178人の利用客のうち、バイキング形式の食事をした男女計16人が食中毒症状を訴え、1人が入院、6人が通院した。患者の便から黄色ブドウ球菌が検出されたが、現在、全員が回復したという。食事のうち、どの料理が原因だったかは特定できなかった。レストランは、23日から26日まで営業を自粛し、27日付で1日間の営業停止処分となった。


 国立感染症研究所によると、黄色ブドウ球菌は食品中で増殖するとエンテロトキシンという毒素を出し、これを食べると、約3時間後に激しい嘔吐や腹痛、下痢を伴う急激な急性胃腸炎症状を発症するおそれがある。重症になると入院が必要だが、死亡するケースはほとんどなく、通常1日~2日間で治るという。

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