事故

医師が手術中に麻酔薬を持ち出し自分に注射 地検が起訴

 岩手県立中央病院の30歳代の男性医師が、手術中に医療用麻薬を抜き取って持ち出し、自分に注射していたことがわかり、岩手地検はこの医師を在宅のまま麻薬取締法違反の疑いで在宅起訴した。


 岩手県によると、医師は今年6月8日に緊急手術中の患者に注入されていた麻酔薬「フェンタニル」を別に用意した注射器で抜き取り、病院のトイレで腕に注射していた。調べに対し、医師は容疑を認めているという。県では、半年ほど前から十数回にわたって麻酔薬を流用していたとしている。「ストレス解消が目的だった」と話しているという。

 

 フェンタニルは鎮痛・麻酔薬として医療現場で用いられているが、法律で麻薬に指定され、医療行為以外での使用は認められていない。依存性があるという。

 

 同病院の望月泉院長は「高度な職業倫理が求められるにもかかわらず、麻薬を自分のために使用したことは許されない。おわびするとともに職員たちへの教育を徹底したい」とコメントしている。

      

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