医療技術

ノバルティス社 2579症例の重い副作用も未報告

 製薬会社ノバルティスファーマが副作用の可能性がある治療薬の症例を社内で放置していた問題について、同社は29日、「因果関係が否定できない」とする重篤な副作用を新たに2579症例確認したと発表した。

 

 これとは別に現在調査中の副作用の症例が6118件あるとしており、今後、さらなる調査を進めていくという。

 

 同社は、白血病治療薬「グリベック」や「タシグナ」などの副作用の症例を社内で把握していながらこれを放置。7月31日付けで厚生労働省より改善命令を受けて調査を進めており、今回はその経過を発表した。

 

 新たな症例を報告した同社では、「この問題について深く反省しており、経営幹部の責任下で、スイス本社とも協働して再発防止に尽力していきます。今後も継続する調査において、未報告の有害事象が発見された場合には、すみやかにPMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)及び厚生労働省に報告致します」と語っている。

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