医療技術

WHO エボラ出血熱ワクチン医療従事者に投与へ

 西アフリカで感染が拡大するエボラ出血熱の問題で、未承認のワクチンや治療薬に関する協議を進めていた世界保健機関(WHO)は5日、開発中のワクチンのうち、臨床試験で安全性が認められたものについては、今年11月にも現場の医療従事者を優先して投与していく方針を明らかにした。

 

 エボラ出血熱については、承認された治療薬やワクチンが無く、これまでに感染した死者は5日までに2097人にのぼる。

 

 こうした状況を受けてWHOでは、アメリカで開発が勧められている2種類のワクチンについて一定の効果が期待できるとしたうえで、今月中旬にも人体への臨床実験を開始し、安全性が認められれば、11月にも医療従事者から優先して投与していく見通し。

 

 一方、エボラ出血熱の治療については、アメリカで開発されている薬品が、チンパンジーへの実験で一定の効果を上げ、すでに感染者へ投与された例があるものの、さらなる安全性の検証が必要だと指摘している。

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