医療技術

デング熱の拡大防止へ 「感染なし」の新宿御苑も閉鎖

   デング熱の感染拡大を受け、環境省は7日、新宿御苑(東京都新宿区・渋谷区)を閉鎖した。新宿御苑内での感染は確認されていないが、予防策として当面の間は利用を制限するという。


   デング熱の感染者は6日現在、73人。当初は代々木公園周辺にとどまっていたものの、5日に新宿中央公園で蚊に刺された30代男性の感染が発覚。さらに翌6日にも60代男性が別の場所で感染したとみられることがわかった。


   デングウイルスは「人から人」へ直接感染はしないが、「蚊から人」に感染した後、ウイルスを保有する人を別の蚊が刺すことで「人から蚊」にうつり、次第に広い範囲へ流行していく。


   このため、環境省は拡大防止策として、代々木公園や新宿中央公園に近い新宿御苑でも先手を打つ必要があると判断。蚊の捕獲調査などを行なって安全が確認されるまで閉鎖し、園内ガイドウォークなどのイベントも中止する。


   新宿御苑は広さ約58ヘクタール、外周約3.5キロの有料庭園。1300本の桜が咲く花見の名所や、プラタナス並木の紅葉スポットとして人気があり、年間120万人以上の人出がある。

 

   

 あなたにオススメの記事