医療技術

デング熱感染80人を超える ウイルスの血清型はすべて一致

 デング熱の感染者数が80人を超え、厚生労働省は、これまでに患者から検出されたウイルスの遺伝子配列はいずれも代々木公園周辺や新宿中央公園への訪問歴がある患者から検出されたものと一致するとして、引き続き注意を呼びかけている。

 

 厚労省によると、デング熱の感染者は8日現在、15都道府県に広がって80人。当初は代々木公園周辺にとどまっていたものの、5日に新宿中央公園で蚊に刺された30代男性の感染が発覚し、さらに翌6日にも60代男性が、渋谷区の明治神宮前か千代田区の外濠公園別で感染した可能性があることが指摘されている。

 

 国立感染症研究所で、患者から検出したウイルスの血清型を分析したところ、いずれも「デングウイルス1型」であり、遺伝子配列は代々木公園周辺や新宿中央公園への訪問歴がある患者から検出されたものと一致することがわかった。

 

  デングウイルスは「人から人」へ直接感染はしないが、「蚊から人」に感染した後、ウイルスを保有する人を別の蚊が刺すことで「人から蚊」にうつり、次第に広い範囲へ流行していく。このため厚労省では渋谷区、新宿区、港区、目黒区など代々木公園に隣接する7区以外に、外濠公園がある千代田区に対しても蚊の駆除や利用者への注意喚起を行うよう指示する方針。

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