震災復興

復興支援の集会所建設 建築家・伊東豊雄さんにプリツカー賞

 東日本大震災の被災地に集会所を建てる活動を続けてきた建築家の伊東豊雄さん(71)が、建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞の今年の受賞者に選ばれた。

 

 日本人の受賞は6度目。2010年に妹島和世さんと西沢立衛(りゅうえ)さんによるユニット「SANAA」が受賞して以来となる。授賞式は5月29日、米国・ボストンで行われる。

 

 伊東さんは震災で自宅を失った被災者に憩いの場を提供しようと、建築仲間と共に「みんなの家」プロジェクトを発足。仙台市などで交流施設を設計・建築してきた。岩手県陸前高田市の施設は、昨年8月にベネチア・ビエンナーレ国際建築展で最優秀賞の金獅子賞にも選ばれている。

 

 建築の通念を超える革新的な建築を手がけてきた実績とともに、こうした復興支援の取り組みも「建築家の社会的責任を体現している」と評価された。

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