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日本国憲法9条 ノーベル平和賞有力候補に

 6日から始まるノーベル賞の発表を前に、ノルウェーの「オスロ国際平和研究所(PRIO)」は、今年の平和賞の最有力候補として「日本国憲法9条」を挙げた。

 

 PRIOは、世界平和や国際紛争の解決を目指して研究を行っている国際機関で、毎年ノーベル平和賞の受賞候補を発表している。

 

 PRIOは今年、5つの受賞候補を挙げたが、中でも9条は最有力。その理由について、ハルプビケン所長は「ウクライナ情勢や極東アジアで緊張状態が高まっている今こそ、戦争や軍事力の放棄をうたった憲法9条の理念について認識すべきだ」と述べた。

 

 このほかに、米国家安全保障局(NSA)が個人情報の収集に関わっていると告発したNSA元職員エドワード・スノーデン氏や、女性が教育を受ける権利について訴えているパキスタン人少女マララ・ユスフザイさんなどの候補を挙げた。

 

 「日本国憲法9条」をめぐっては、神奈川県の女性の呼びかけで、ノーベル平和賞の受賞に向けた署名活動が昨年(2013年)からスタート。この趣旨に賛同した大学教授らが「戦争放棄の憲法9条を保持している日本国民」をノーベル賞選考委員会に推薦したところ、今年4月に受理されていた。

 

 平和賞は10日、ノルウェーの首都オスロで発表される予定。

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