医療技術

デング熱感染 中国で2万7000人 外務省「渡航には注意を」

 首都圏をはじめ兵庫県でも感染拡大が懸念されるデング熱だが、中国では広東省を中心に猛威をふるっており、これまでに2万7000人以上が感染し、6人が死亡したと中国国家衛生・計画生育委員会が9日、明らかにした。

 

 今年7月、南部の広州市を皮切りに流行を始めたデング熱は、またたく間に広東省全体に広がり、9月末には患者数が1万3000人を超え、連日1000人を超えるペースで急増し続けている。

 

 衛生当局によると、中国全土では今月9日までに2万7219人の感染が報告され、このうち6人が死亡。患者の数は既に、過去最多だった1995年の約5300人を超えたという。

 

 感染が広がった背景として衛生当局では、東南アジア各国との交流が増えることで、国外で感染して持ち込まれる輸入感染例が増えていることと、南部の地域では今年比較的気温が高い日と雨が多く、ウイルスを媒介するネッタイシマカなどの発生が増えたことをあげている。

 

 広東省でのデング熱の流行は、毎年7月~11月がピークのため、日本の外務省では今週出した渡航情報で、広東省に渡航する邦人に蚊に刺されない対策をとるよう注意を呼びかけている。

 

 

 

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