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北京で高濃度のPM2.5 深刻な大気汚染で警戒を呼びかけ

 中国の首都・北京ではこの数日間、高濃度のPM2.5が観測される深刻な大気汚染が続いていて、市では車の乗り入れを規制しているほか、警報を出して子供や呼吸器系に病気のある人に対して外出を控えるよう呼びかけている。

 

 北京市の気象局や環境保護観測センターなどによると、北京や隣接する天津市、河北省などの広い範囲で大気汚染が深刻な状態が続いている。北京では9日もPM2.5の濃度が400マイクログラム/㎥以上を観測。

 

 上空は汚染物質を含んだスモッグに覆われて、昼間でも2キロ先も見えないほど視界が悪く、道行く市民や観光客にとってはマスクやゴーグルが必需品だ。

 

 市は独自に導入している4段階の警報制度のうち最悪のレベルに次ぐ2番目に強い警報を出して外出を控えるよう呼びかけているほか、幼稚園や小学校では屋外活動を取りやめている。また、市内に乗り入れる車の交通量を規制するために高速道路の一部を通行止めにしたり、工場や工事現場は操業停止したり、減産措置を余儀なくされている。

 

 今回の大気汚染について、中国当局では、湿度が高く風が弱い状態が続いていることに加え、北京周辺の農家が収穫時期を迎えて、とうもろこしや麦などのもみ殻を一斉に燃やし始めたことも影響していると分析し、引き続き警戒を呼びかけている。

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