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江戸時代以来…幻の「黄色いアサガオ」の再現に成功

 江戸時代の絵画などには描かれていながら、現在では育成することができなくなっていた幻の「黄色いアサガオ」を基礎生物学研究所や鹿児島大学などからなる研究グループが再現に成功したと発表した。

 

 アサガオは、野生型(原種)の場合、青い花が咲く。それが栽培の盛んとなった江戸時代、品種改良が頻繁に行われるようになり、赤や桃、紫、白など多彩な色が育成されていったが、現在では黄色い花を作るのは不可能となっていた。

 

 そこで研究グループでは、黄色い花がカロテノイドやオーロンといった色素によって生成されていることを踏まえた上で、キンギョソウの花が黄色い色素をつくる仕組みに着目。その遺伝子をアサガオに導入することにより、幻とされていた黄色いアサガオの再現に成功した。

 

 今回の実験成功を受けて基礎生物学研究所では「花の細胞が色素の合成と蓄積を調節して発色する仕組みが明らかになると期待されます」と語っている。

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