医療技術

「対策に不備」米 エボラ出血熱院内感染

 米テキサス州の病院で、エボラ出血熱で死亡したリベリア人男性の治療を担当していた医療スタッフが、二次感染した問題をめぐって、米疾病対策センター(CDC)は、「病院内での手順に何らかの不備があった」としたうえで、感染対策を再検討する考えを明らかにした。

 

 CDCのフリーデン所長は13日に記者会見を行い、エボラ出血熱の院内感染を受けて、感染拡大を防ぐ従来の手順を大幅に見直し、医療スタッフに対する再教育や体調管理を含む追跡調査を行う方針を発表した。

 

 この問題は今月8日に死亡したエボラ出血熱患者の治療にあたっていた女性看護師が、10日に二次感染していることが確認されたもので、感染した原因については現在調査中だが、看護師が防護服や手袋などを脱いだときにウイルスが付着した可能性が指摘されている。

 

 CDCでは、死亡した男性が隔離治療される前に接触した48人については経過観察を行っていたが、医療スタッフに対しては実施していなかったとしたうえで、「病院内での手順に何らかの不備があった」と認めたうえで、今後治療にあたっていたすべての医療スタッフに対して監視体制を強めていくことにしている。

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