医療技術

米エボラ出血熱 76人が二次感染のおそれ 監視下に

 米テキサス州の病院でエボラ出血熱で死亡した患者の治療を担当していた女性看護師が二次感染した問題をめぐって、米疾病対策センター(CDC)は、他に治療に携わっていた医療スタッフ76人も感染したおそれがあるとして監視下にあることを発表した。

 

 CDCのフリーデン所長は14日(現地時間)の会見で、看護師の感染経路については判明しておらず現在も調査中だとしたうえで、患者の治療に関わっていた医療スタッフ76人についても感染のおそれがあるとして、監視下において体調の変化について追跡調査を行っていることを明らかにした。

 

 そのうえで、テキサスの病院に感染症対策の専門家を派遣して、隔離治療で使用される防護服や手袋などの着脱や取り扱いに関する研修を強化し、日常的に監督する方針を決めた。

 

 一方、世界保健機関(WHO)は、14日の時点でエボラ出血熱で死亡した人は4447人、感染した人は8914人にのぼるとして、今週中にも9000人に達するとの見方を示した。

 

 その上で、アメリカやスペインで医療スタッフがエボラ出血熱に二次感染するケースが相次いだことを受けて、「医療機関は十分な人員を確保し、防護服の着脱時には最低でも2人態勢で行う」など感染防止策の徹底を訴えた。

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