東日本大震災

水門操作で津波の犠牲に 民間2人に労災認定 福島・南相馬

 相馬労働基準監督署は21日、福島県南相馬市で東日本大震災の当日に水門閉鎖の作業にあたり、津波の犠牲となった民間人2人の労災を認定した。水門操作中の死亡を巡っては、消防団員の労災は認められていたが、民間では初めて。

 

 労災が認定されたのは、いずれも同市の漁業、桜田房信さん(当時67)と農業、遠藤芳恭さん(当時40)。2人は南相馬土地改良区から委嘱され、月約2~4万円の報酬で水門を管理していたという。遺族は津波で死亡したのは業務上の事故にあたるとして、昨年10月に相馬労基署に労災を申請した。

 

 今回の認定により、震災の影響で亡くなり労災と認められたのは今月26日現在、相馬労基署管内(相馬市、南相馬市、新地町)で118件、福島県全体では184件となった。

 あなたにオススメの記事