気象
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世界の異常気象~フィリピンで「台風」など11カ所

 気象庁が5日発表した全球異常気象監視速報によると、昨年12月24日から30日までの1週間に発生した世界の異常気象は、フィリピンで「台風」など11件。

 

 12月24日から30日に発生した世界の異常気象・気象災害は以下のとおり。

 

【高温】中央シベリア

 南から暖気が入った影響でシベリア東部のブリヤート共和国を流れるヴィティム川周辺では、25日の平均気温が平年値より25℃高い氷点下5℃だった。

 

【台風】フィリピン

 フィリピン政府の発表によると、フィリピンでは台風23号の上陸によって地すべりや洪水が発生し、50人以上が死亡した。

 

【洪水】タイ南部・マレーシア

 国際連合人道問題調整事務所などによると、タイ南部とマレーシアでは洪水の発生でそれぞれ10人以上が死亡した。また、マレーシア東部のクアンタンでは、24日から29日までの6日間の総降水量が540ミリを超えた。(12月の月間降水量平年値は634.4ミリ)

 

【低温】インド北部~パキスタン東部

 インド北部~パキスタン東部は、前の週に引き続いて異常低温となった。インド政府の発表によると、インド北部では寒波の影響で10人以上が死亡したほか、首都ニューデリーでは、24日、25日、28日の3日間日平均気温が平年値より5℃低い9℃となり、27日の最低気温は3℃に届かなかった。

 さらにパキスタン東部のシアールコートでは、26日の平均気温が平年値より6℃低い6℃となり、24日と25日の最低気温が2℃を下回った。

 

【多雨】スリランカ

 前の週に引き続いて、異常多雨となったスリランカ西部コロンボでは、24日から29日までの6日間の総降水量が160ミリを超えた。(12月の月間降水量平年値は153.8ミリ)

 また国際連合人道問題調整事務所によると、19日以降に発生した洪水で30人以上が死亡したと伝えられた。

 

【多雨】ルーマニア東部及びその周辺

 東欧ルーマニアの南部に位置する首都ブカレストでは、26日から29日までの4日間の総降水量が40ミリを超えた。(12月の月間降水量平年値は44.2ミリ)

 

【高温】マダガスカル及びその周辺

 アフリカ大陸東側に浮かぶマダガスカル島とその周辺では、この4週間で異常高温が続いており、東部のトアマシナでは、24日、25日、29日、30日の4日間の平均気温が平年値より2℃高い28℃となった。また25日、28日、29日の日中最高気温が32℃に達した。

 

【少雨】

 南米北部に位置するベネズエラのアカリグアでは、30日までの30日間の降水量がほとんどなかった。(12月の月間降水量平年値は47.5ミリ)

 

【多雨】アルゼンチン北東部及びその周辺

 アルゼンチン北東部のポサダスでは、27日から30日までの4日間の総降水量が180ミリを超えた。(12月の月間降水量平年値は161.3ミリ)

 

【低温】オーストラリア中部

 南から寒気が入った影響で、オーストラリア中部のアリススプリングズでは、24日の平均気温が平年値より9℃低い20℃となり、26日の最低気温は15℃を下回った。

 

【多雨】オーストラリア東部

 低気圧の影響から、オーストラリア東岸のコフスハーバーで25日から29日の5日間の総降水量が150ミリを超えた。(12月の月間総降水量平年値は141.2ミリ)