救助

検証委の解任を求める声も 大川小遺族向け説明会

 東日本大震災の大津波で児童と教職員84人が死亡・行方不明となった宮城県石巻市立大川小学校の事故検証委員会について、遺族向け説明会が31日、市内で開催された。説明会は、検証委の会合ごとに行われている。

 

 参加した遺族によると、21日の第2回会合をふまえて、複数の遺族たちから数名の検証委員への不満が相次いだ。

 

「議論らしい議論がなかった」

「2回目の検証委員会にもかかわらず、資料の読み込み不足が露呈している」

 

 遺族の不満は、委員の準備不足による不毛な議論だけでなく、態度にも向けられ、解任を求める声も出た。究明の場でありながら、笑いながら話す委員の態度や、一言も発言しなかった委員がいたこと、メディアに向けた閉鎖的な対応なども遺族の不信感を高めた格好だ。

 

 文部科学省の大路正浩・子ども安全対策支援室長補は、「厳しい意見は、期待の裏返しだと思っている」とメディアに説明。同検証委の事務局を務める社会安全研究所の首藤由紀所長は、「ご遺族からの話を詳細に検証委員に伝える」と話した。

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