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福島第一原発 配管の汚染水もれ原因判明 接続部にゆるみ

 東京電力福島第一原発で汚染水漏れが相次いでいる問題で、東電は12日、汚染水を移し替える際に漏水した原因は、ポンプ配管の接続部の締め付けがゆるんでいたためだったと発表した。

 

 移送中に漏れが見つかったのは、3号貯水槽に接続したポンプ配管のつなぎ目部分。11日午後2時に汚染水を6号貯水槽へ移す作業を始めたが、3分後には水が滴っていた。漏れた量は約22リットル、放射性物質の総量は63億8000万ベクレルという。

 

 接続部を分解して調べたところ、間に挟むゴム製ガスケット(固定パッキン)が薄くなり、ボルトの締め付けがゆるんでいた。この配管は昨年12月に設置して以来、使うのは初めてで、乾燥によって変形したとみられる。

 

 配管からの漏れ対策として、東電は今後、使用前に水を通す試験を行い、使用から30分後にパトロールを実施する。3号貯水槽につけた配管のガスケットは新品に交換。12日中には移送を再開する見通し。

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