医療技術

手足口病 大阪・京都で警報レベル 西日本を中心に大流行

 乳幼児らの手足や口の中に発疹が出る「手足口病」は、例年夏に流行するウイルス性の感染症だが、今年は春先から西日本を中心に感染報告が増え始め、大阪府や京都府では流行が警報レベルに達したことが30日、国立感染症研究所のまとめで明らかになった。


 国立感染症研究所によると、今月15日から21日までの25週に全国の小児科定点医療機関約3000カ所から報告があった患者の数は1万1018人で、1医療機関あたりにすると3.49人。

 

 医療機関あたりの患者数を都道府県別に見ると、前週に引き続き徳島県が最多の16.09人、次いで香川県が9.57人、山口県が7.02人と四国を中心に西日本での流行が目立つ。


 また兵庫県では6.91人、人数にして885人、京都府では6.43人、人数にして482人、大阪府では5.49人、人数にして1097人と、患者数が急速に増えており、大都市圏を中心に流行が警報レベルに達している。

 
 手足口病は、4歳くらいまでの子供を中心に、幼稚園や保育園などで毎年夏に流行するが、今年は春先から九州や四国を中心に増え始めており、過去の流行よりも早いペースで流行が始まっている。有効なワクチンや予防薬はないことから、各都道府県では、手洗いをしっかりするよう予防を呼びかけている。

 あなたにオススメの記事