防災知識

30秒ごとの降雨状況を3Dアニメで知らせるアプリを開発 NICT

 情報通信研究機構(NICT)は21日、気象レーダーで観測された降雨データに基づいて、30秒ごとの降雨状況を3次元の立体アニメで知らせるスマートフォンアプリを開発し、大阪や京都など関西圏で実証実験を行うと発表した。


 このアプリは、大阪大学などと開発した超高速観測技術「フェーズドアレイレーダー(PAR)」で観測したデータをリアルタイムで処理し、30秒間隔で降雨状況を3次元アニメで表示するというもの。


 PARは、ゲリラ豪雨を降らせる積乱雲や竜巻の前兆をいち早く察知する最新鋭の観測システムで、現在、気象庁などで研究運用が進められている。


 NICTは天気総合情報サイトを運営しているエムティーアイ社と共同で、大阪大学内に設置したPARによる観測データを使って、モバイルコンテンツとして配信するスマホアプリを開発。


 ユーザーの現在地の10キロ四方の上空で観測した雨粒の量から、30分以内に30ミリを超える豪雨の可能性を検知した場合、知らせが届き、その後の上空の雨量の変化が3次元アニメで表示される仕組みだ。


 本格運用を前に、きょう21日から10月30日までの約3カ月間、大阪府吹田市を中心に関西圏の80キロ圏内を対象に実証実験を行い、ユーザーからの意見募集を受け付ける。対象端末はAndroid 4.4以上で、iOSとApple Watchについては8月以降に対応する予定。


 「3D雨雲ウォッチ」はGoogle Play、App Storeから検索可能だ。

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