医療技術

韓国MERS 隔離対象者が2カ月ぶりにゼロに 終息宣言へ

 韓国の保健福祉部は27日、中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスをめぐって、隔離対象者に対する隔離措置が午前0時に解除されたと発表した。これまでに感染が確定した患者は186人に達し、現在も12人が治療を受けているが、MERS流行による外国人観光客の減少に歯止めをかけるべく、韓国政府は近く、世界保健機関(WHO)に先立って事実上の「終息」を宣言し、安全をアピールする予定だ。


 今年5月20日に最初のMERS感染者が確認された韓国では、初動対応に失敗し、感染者が接触した隔離対象者の把握が遅れて、感染が拡大、隔離対象者は6000人を超えた。


 韓国保健福祉部は27日、今月4日以降、新たな感染者が出ておらず、最後のひとりとなった隔離対象者に対する隔離措置が解除されたと発表した。韓国内での患者数は累計186人にのぼり、死亡者は36人に達した。


 現在治療中の12人のうち、11人は遺伝子検査の結果、ウイルスが陰性になり、このうち8人が一般病棟に移ったという。


 WHOでは、最後の陽性患者の体内からウイルスがなくなって陰性と判断された日を起点として、潜伏期間の2倍にあたる28日後を流行の終息基準としており、このまま新たな患者が発生しなければ、来月下旬にも正式な終息宣言が出される見込みだ。

 

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