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スマホ充電中のヤケド被害 5年で268件 発熱状態を調査

 スマートフォンの普及が進むにつれて、充電中に部品が焦げたり、本体が発熱してヤケドするなどの被害が急増しており、国民生活センターは8月11日、注意を呼びかけた。


 国民生活センターによると、スマートフォンの充電中の燃焼や発熱に関する相談は年々多くなり、2009年度には2件だったものが、2013年度までの5年間で1032件に増えた。

 

 相談内容の内訳をみてみると、「スマホ本体の過熱」に関する相談が全体の6割をしめ、「ヤケドした」「ヤケドしそうになった」などの危険情報は268件におよんだ。


 国民生活センターは、「購入から1カ月後のスマホを就寝中に充電したところ、翌朝、本体と充電器の接続部分が焼け焦げていた」という報告を受けて、商品テストを行った。サーモグラフィーを使った調査の結果、充電器との接続部分の温度が100℃を超えて、ショートに近い状態で発熱していることが判明した。


 また、「1年前に契約したスマホが使用中に熱くなりすぎる」という相談を受けて調べたところ、通話やアプリを使用した状態では10分程度で、本体上部の温度が表側で最大54℃、裏側で58℃まで上昇するようすが確認された。


 国民生活センターでは「ゲームアプリやテレビ電話の使用によって、内部回路のCPUへの負荷が増大し、強制終了するケースがある」と結論付け、メーカー各社に向けて発熱や燃焼しにくい充電端子の商品開発を進めるとともに、消費者への周知徹底を図るよう指導した。


 また消費者に対しては、スマホの使用や充電の際には、長時間肌に密着させてヤケドすることのないよう、取扱いに対する注意を呼びかけている。

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