津波

チリ沖地震 全国68検潮所で津波観測 久慈港で80センチ 大洗では40センチ

 南米チリ沖で発生した巨大地震の影響で、北海道から沖縄までの太平洋沿岸と、伊豆・小笠原諸島にかけて、全国68カ所の検潮所で津波を観測した。午後2時半現在もところによって潮位が上昇しており、気象庁では各地に津波注意報を発表し、海岸や川の河口付近に近づかないよう呼びかけている。

 
 気象庁が午前2時半に発表した津波情報によると、岩手県久慈港では午前9時38分に高さ80センチの津波を観測したほか、北海道えりも町でも午前10時8分に50センチ、茨城県の大洗港でも午前10時59分に40センチの津波を観測した。


 北海道から沖縄県にかけての太平洋沿岸と、伊豆・小笠原諸島の検潮所では、いずれも30センチから10センチの高さの津波を観測しており、東日本大震災で津波被害に遭った岩手県や宮城県、青森県の港では高さ30センチ、千葉県でも銚子港や館山市で20センチ、東京の晴海や横浜でも10センチを観測した。


 これまでに被害は報告されていないが、気象庁によると、津波による潮位の変化が観測されてから最大波が観測されるまでに数時間以上かかることがあるため、津波注意報が解除されるまで、海に入ったり、海岸に近づかないよう、引き続き注意を呼びかけている。

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