防災知識

国交省お墨付きの優れた防災アプリ6点が決まる 萌えキャラと会話も

 国土交通省は9日、企業や大学などの研究機関がスマートフォン向けに開発した災害発生時の避難誘導や、日ごろから災害への備えを進めるための防災アプリのなかから最も優れた機能を持つ6点を選んだと発表した。


 国交省国土地理院と水管理・国土保全局は昨年度、防災力向上に役立つアプリの選定事業を開始。個人や企業、研究機関などが開発した防災アプリを国内外から公募し、学識経験者による審査委員会で操作性などを比較して6つを選んだ。


 今年、最も優れた防災アプリに選ばれたのは、「避難誘導支援部門」で、NTTレゾナント社が開発した「goo防災アプリ」や、サークルSnow Whiteが手掛けた「MinaVi(ミナビ)」など3つ。


 このうち「MinaVi」は北海道・札幌市で活動する漫画家や学生が参加するクリエイティブ集団が作ったもので、ふだんは萌えキャラとの会話を楽しむ観光案内アプリとして機能し、地震発生時にはプッシュ通知によって災害モードに切り替わり、避難所の情報などを伝えてくれるという、楽しみながら役立つ機能が充実。


 一方、自宅近くや職場など知りたい地域で起きる災害リスクを日常的に学ぶことができる「リスクコミュニケーション部門」では、防災地理情報を鎌倉市に特化した「ARハザードスコープ鎌倉市版」などの3つが選ばれた。


 国交省は今回選んだ6つのアプリについて、来月中に実証実験を行うほか、日本科学未来館(東京・江東区)で来月27日に開催する「G空間EXPO2015」の会場でプレゼンテーションやアプリ体験を行う予定だ。

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