宇宙

双子の宇宙飛行士の船外活動 油井さん懸命のサポート ISS

 国際宇宙ステーション(ISS)では28日、米国人宇宙飛行士2人が7時間余りに及ぶ船外活動に挑んだ。日本人宇宙飛行士、油井亀美也さんは2人のサポートに加わった。


 船外活動を担当したのは、現在ISSで司令官を務めるスコット・ケリーさんとチェル・リンドグレンさん。今年3月から1年間にわたる長期滞在中のスコットさんは、地上で生活している双子のマークさんとともに、無重力空間が健康面に与える影響を調べる実験にも参加している。


 28日の任務は、宇宙線や未知の暗黒物質を調査するための「アルファ磁気分光器」のカバーの取り付けと、カナダ製のロボットアームの先端部分にグリース剤を塗る作業の二つ。


 ロボットアームは米国の民間宇宙企業の補給船がドッキングする際に使われるもので、部品の多さに当初の予定よりも手間取ったため、米航空宇宙局(NASA)の管制センターは一部の作業は次回に伸ばすことを決めた。


 油井さんは2人の宇宙服の準備や、船外に送り出す際の気圧調整をサポート。7時間16分の“宇宙遊泳”を終えて無事戻ってきた2人を迎え入れて「ホッとしました」と話している。


 2人は来月6日にも2回目の船外活動を行う予定だ。

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