防災知識

災害時は非常電源になる自販機 マグネシウム空気電池 世界初

 アサヒ飲料は来年1月から福島県内の学校や病院などの避難場所を中心に、マグネシウム空気電池を併設した災害対策用自動販売機を世界で初めて設置すると発表した。


 マグネシウム空気電池とは、地球上にほぼ無限に存在する水とマグネシウム、空気を燃料としていて、二酸化炭素などの公害物質を出さないことから、環境への負荷がほとんどない優れた再生可能エネルギーとして注目を集めている。


 同社によるとマグネシウム空気電池を併設した自動販売機の設置は世界初の試みで、来年1月から被災地の福島県の避難所を中心に100台設置し、2017年以降は宮城県や岩手県などの避難所への設置を検討するという。


 今回併設するマグネシウム空気電池は、ライフラインの復旧のめどとなる72時間の電力供給を可能にしている。約20個のコンセントが付いているので、自販機の稼働継続はもちろん、パソコンや複数の携帯電話、テレビなども使用できるため、災害時には照明や通信機器などのインフラとして活用できる。


 なおこの自販機の試作品は、14日~15日に開かれた産業技術総合研究所が開催したイベントで公開された。

 あなたにオススメの記事