歴史

防災歳時記 5月9日 伊豆半島沖に総延長100キロの活断層?

 39年前の1974年(昭和49年)の今日5月9日は、M6.8の伊豆半島沖地震が発生した。

 

 震源地は伊豆半島南端 石廊崎沖約35キロ。南伊豆町では幅約60メートルにわたる山崩れが起き、27名が生き埋めになった。犠牲者の合計は20名。負傷者は102名。

 

 この地震により約5.5キロにわたる石廊崎断層が出現し、断層の上にあった石廊崎灯台が崩壊している。

 

 この伊豆半島沖地震をきっかけに伊豆半島の地震活動は活発になり、1976年(昭和51年)河津地震(M5.4)、1978年(昭和53年)伊豆大島近海地震(M7.0)が発生。

 

 「地震多発地帯」とも言える伊豆半島は、かねてからその東側(相模湾側)の海底に活断層の存在が指摘されていたが、最近、神奈川県温泉地学研究所などのチームが、総延長100キロ以上に及ぶ海底断層帯があるとの研究結果をまとめた。

 

 この断層帯は、伊豆半島の相模湾側から南方沖に広がっており、チームでは「活断層ではないか?」と推測している。

 

 もし活断層だとすれば、最悪の場合M7〜8クラスの地震が発生する可能性があり、特に下田市付近では陸から断層までの距離が2キロしかないため、津波も極めて短時間で襲ってくるはずだ。

 

 地震の研究はもちろん進めてほしい。

 

 だが研究が進めば進むほど、この日本は「地震の巣窟なんだ」との感を新たにし、正直 少しばかり憂鬱にもなる。

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