生物

水族館で飼育された世界唯一のジョーズ 3日で死亡 沖縄美ら海

 映画「ジョーズ」のモデルになったホホジロザメ。沖縄県の沖縄美ら海水族館が今月5日から展示を始めたが、わずか3日で死亡したと8日発表した。ホホジロザメは飼育が極端に難しく、過去に米国の水族館が200日間の飼育に成功しただけで、現時点では世界唯一の飼育例だった。


 沖縄美ら海水族館によると、このサメは全長3.5メートルのオスで、今月4日に同県読谷村沖の定置網にかかっていたところを見つかり、水族館に運ばれた。7日までは「危険ザメの海」という15メートル四方の水槽で元気に泳ぎ回る姿が見られていたが、8日早朝、状態が急変し、泳ぐことができなくなって水槽の底に横たわるようになった。


 飼育員や獣医師が手当てを行ったが、容体は改善せず、午前9時半過ぎに死亡したという。同水族館では「死因の解明に努めるとともに、今回の事例から多くのことを学び、今後の飼育に生かしていきたい」と話している。


 サメの中で最も危険な種とされるホホジロザメは世界中で死傷事故が発生しているが、世界的にも飼育例がほとんどなく、過去に米国のモントレー湾水族館で若いメスが198日間飼育に成功したほか、島根県のしまね海洋館アクアスで4日間の飼育例があるのみ。

 あなたにオススメの記事