防災知識

気象庁が作った「長周期地震動」のビデオがシュール!活弁士バニラが登場

 東日本大震災では、首都圏でも高層ビルで大きくゆっくりした揺れが数分にわたって続いた「長周期地震動」が問題視された。震災から5年経って経験しなければわかりにくい「長周期地震動」について理解と備えを深めるために、気象庁が解説ビデオを制作した。活動弁士、山崎バニラさんを起用した内容はわかりやすく、シュールだとネット上で話題になっている。

 

 発生したら死者が30万人を超えると言われる「南海トラフ地震」のような巨大地震では、本震と合わせて長周期地震動による被害の拡大が懸念されている。

 

 気象庁では長周期地震動による揺れについて、震度ではなく、4段階の階級を使って発表しているが、経験する機会が少ないため、一般に馴染みが薄いことから、このたび名古屋大学減災連携研究センターの協力を得て解説ビデオを制作、一般に公開した。

 

「長周期地震動ことはじめ〜天災は高いところにやってくる?!」と題した6分間のビデオでは、活動弁士の山崎バニラさんが登場し、楽器をかき鳴らしながら、階級1から最も揺れの激しい階級4まで実際の揺れを再現しながら解説する。

 

 七色の声を使い分ける活弁士で知られる山崎さんが、寸劇を交えながら伝える内容は、なかなかシュールだが、日頃経験することが少ない「長周期地震動」の揺れの恐ろしさを身近に感じることができると好評だ。

 

 日頃からの備えや地震発生時の対応については、実写やCGによるシミュレーションでわかりやすく解説されているので、防災教育の一環として、ぜひご家族で見て欲しい。気象庁のホームページで公開されているほか、講演会や出前講座などでも利用できるという。

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