防災知識

東京の海抜ゼロメートル地帯に高台整備計画 第一弾は新小岩

 東京の東部に位置する葛飾区や江東区、江戸川区、墨田区など荒川の両岸地域には、海よりも低い海抜ゼロメートル以下の地域が広がっていて、台風などで集中豪雨が降ると、河川の氾濫による浸水の危険性が懸念されている。国土交通省は大規模水害の発生時には、高潮を防ぐ堤防とともに、市民の避難場所になる高台整備事業を進めることを計画している。

 

 「脱ゼロメートルプロジェクト」と名付けられた計画の第1号目は、葛飾区の新小岩公園に決まった。新小岩公園は、荒川河口から6キロほど上流の中川との合流地点に位置し、JR総武線「新小岩駅」とも隣接。

 

 葛飾区と江戸川区の「地域防災計画」では避難場所として指定されているが、1917年9月に発生した「大正6年の高潮災害」では、最高水位が2メートル62センチに達した記録がある。

 

 具体的な計画は、幅240メートル、長さ180メートルの公園を建設残土を使って高さ6メートルの高台にするというもの。今年6月末までに施工業者を公募し、来年以降、工事を着手し、7〜10年かけて建設を進める予定だ。

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