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悲報!赤ちゃんバイソン 善意が裏目となり安楽死へ 米国立公園

 アメリカ中西部に位置するイエローストーン国立公園では、生まれたばかりのバイソンの赤ちゃんを観光客が助けたばかりに、育児放棄をまねき、安楽死させることになったと発表した。「良かれ」と思った末の行動が裏目に出たとして、全米に衝撃が走っている。

 

 イエローストーン国立公園が16日に発表した声明によると、今月9日の週に同公園を訪れた観光客が、母親からはぐれた迷子の赤ちゃんバイソンを発見。

 

「このままでは死んでしまう」と心配した観光客は、乗っていた車にバイソンを乗せて、公園の管理事務所に運んだ。職員はその後、赤ちゃんを群れにいる母親の元へ帰そうとしたが、人間と接触したことでついたニオイを嫌がり、母親が育児放棄。

 

 その後、母親から見捨てられた赤ちゃんは、その後、たびたび車道に現れ、観光客や通行車両に接近するようになったことから、管理局では安楽死させることを選んだ。

  

 イエローストーン国立公園では近年、野生のバイソンに接近する観光客が問題になっていて、昨年は5人が重傷を負う事故があった。このうち3人は写真撮影中、2人は背中を向けていて背後から襲われたという。

 

 同公園は声明で、野生動物の観察には、バイソンやヘラジカなどには少なくとも23メートル、クマやオオカミからは100メートルほど離れ、違反した場合は罰金を課すと呼びかけた。

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