宇宙

気象衛星ひまわり9号 H-ⅡAロケットで11月に打ち上げへ 2機体制へ

 現在運用されている気象観測衛星ひまわり8号と同じ性能を誇る「ひまわり9号」が今年11月、国産ロケットH-ⅡAロケットで打ち上げられることが決まった。

 

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)や気象庁は2日、気象衛星ひまわり9号を今年11月1日、鹿児島県の種子島宇宙センターからH-ⅡAロケット31号機に搭載して打ち上げると発表した。

 

 現在運用中のひまわり8号は、2014年10月に打ち上げられ、昨年の七夕に正式運用を開始。それまでの6号、7号に比べて観測機能が大幅にアップし、気象衛星としては世界で初めて「カラー画像」を可能にした。

 

 8号に遅れること2年、今年打ち上げられる9号は、性能が同じ双子の衛星だが、いずれも国連機関である「世界気象機関(WMO)」が進める「世界気象監視計画」に参加している。ひまわりが取得する気象データは、日本だけでなく、オーストラリアなどアジア太平洋各国に提供され、20億人以上がその恩恵を受けている。

 

 赤道の上空3万6000キロの軌道にいるひまわり8号が故障した場合、すぐには復旧ができないため、観測体制が途絶えないためにも、バックアップ機として、9号の配備が必要なのだ。

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