宇宙

宇宙ステーション補給機「こうのとり」2カ月遅れの打ち上げ 国産バッテリー運ぶ

 日本人宇宙飛行士、大西卓哉さんが長期滞在中の国際宇宙ステーション(ISS)に向けて、物資を輸送する国産補給機「こうのとり」が、当初の予定より2カ月以上遅れて、今年12月9日に打ち上げが決まった。

 

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、「こうのとり」は当初、今月1日の打ち上げを予定していたが、鹿児島県の種子島宇宙センターで配管の機密性を点検していた今年8月、微量のガス漏れが見つかったことから、打ち上げを延期。

 

 問題箇所を解体して修理を進めた結果、12月9日午後10時26分ごろにH-IIBロケットで打ち上げられることとなった。

 

 「こうのとり」が国際宇宙ステーションへ向かうのは、2009年の1号機以来、今回で6度目。最大6トンという世界最大の積載能力を誇るこうのとり6号が、今回運ぶのは水や食料、衣料品などのほか、日本のGSユアサが開発したリチウムイオン電池を使った新型のバッテリーや実験装置だ。

 

 宇宙ステーションでは従来、太陽電池で発電した電気を米国製のバッテリーに充電して、太陽の影に入る間の電力としてきたが、寿命が近づいたため、今回初めて日本製のリチウム電池を使ったバッテリーが採用されることになった。

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