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ライバルは韓国 技能五輪 来月2日からドイツで開催
2013年06月25日 16時23分
若者の職業技能を競う「第42回技能五輪国際大会」が来月2日からドイツ・ライプツィヒで開幕する。
技能五輪は、職業訓練の振興や技能水準の向上を図るとともに、青年技能労働者(満22歳以下)の国際交流と親善を目的に開かれるもので、自動車板金から石工、ビューティーセラピー、洋菓子製造と幅広い職種で、その技能が競われる。
今回のドイツ大会での競技種目は46職種で、新しく「プラスティック金型」が加わった。
日本選手団はトヨタ自動車、デンソーといった大企業から個人の職人さんまで40種目の45人。
金メダル最有力候補は、印刷部門で出場するトッパンコミュニケーションプロダクツの谷本まりのさん。
同社は過去2大会で連続金メダル獲得を果たしているが、オフセット印刷からデジタル系課題、さらには裁断・メンテナンス作業など同職種の審査項目は幅広く、勝負の行方は予断を許さない。
日本は第38回と第39回大会でメダル獲得数国別順位1位の栄冠に輝いているが、前回大会は金メダル数で韓国が1位に。
今大会では金メダル数1位の座を韓国から奪取し、再び日本が世界一の座に返り咲けるかが注目される。