感染症

秋田市の動物園 鳥インフルでコクチョウ死亡 北海道でも…世界的流行か?

 秋田市の動物園で15日、死亡したコクチョウを簡易検査した結果、A型鳥インフルエンザウイルスの陽性反応が出た。動物園では安全性が確認されるまで営業休止を決めた。

 

 秋田市大森山動物園によると15日、飼育していたコクチョウ1羽が死亡しているのが見つかり、簡易検査を実施したところ、A型鳥インフルエンザの陽性反応を確認。コクチョウは園内の池で飼育されていたが、工事のため先月から施設に移されていた。同じ施設で飼育されていた他のコクチョウとオオハクチョウは陰性だったという。

 

 秋田市では今後、専門機関による確定検査を行って、園内の安全性が確認されるまで動物園を休園すると発表した。

 

 一方、北海道東部の中標津町で今月7日に死骸が見つかった野生のオオハクチョウからも、A型鳥インフルエンザの陽性反応が出た。今後は、北海道大学で高病原性鳥インフルエンザの確定検査を行うという。

 

 農林水産省によると、今年は夏場に野鳥の営巣地であるロシアやアラスカで高病原性鳥インフルエンザが発生して以来、渡り鳥が本格的に南下する10月以降、ハンガリーやドイツ、オーストリアなどの欧州でH5N8亜型のウイルスに感染した野鳥が多数死亡しているという。

 

 韓国でも先月28日、ソウルの南に位置する川で採取された野鳥の糞から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されていることから、農水省は渡り鳥の飛来ルートを経由してウイルスが日本国内に侵入するリスクが高いとして、畜産農家に対して消毒の徹底を呼びかけている。

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