感染症

ジカ熱「緊急事態宣言を解除」WHO 9カ月ぶり

 

 中南米を中心に世界中で猛威を振るったジカ熱について、世界保健機関(WHO)は今年2月に発表した「緊急事態宣言」を解除すると決めた。

 

 蚊が媒介するジカ熱をめぐっては、妊婦が感染すると新生児が小頭症で生まれたり、手足の筋肉が動かなくなるギラン・バレー症候群を併発するなど深刻なリスクが確認されていて、これまでにブラジルやアルゼンチンなど中南米や東南アジアを中心に75カ国二感染が拡大している。

 

 WHOは今年2月、ジカ熱の流行を受けて「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」にあたると宣言し、診断法やワクチンの早期開発を目指す方針を決定したが、「もはや公衆衛生上の緊急事態は去った」として今月18日に宣言の解除を決めた。

 

 WHOの専門家グループは会見で、「宣言は解除されたが、今もなおジカ熱には解明されていない部分が多く、長期的な視野に立った研究と対策が必要だ」と訴えた。

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