気象

ドラゴンか?上空1万メートルでパイロットが遭遇した不気味な飛行機雲

 極東ロシアで先月、東京からアラスカに向かうボーイング機を操縦していたパイロットが、眼下を飛ぶ別の飛行機の後から噴射されるように長く伸びるドラゴンみたいな飛行機雲を目撃した。撮影した動画をYouTubeに投稿したところ、視聴回数は36万回に達した。

 

 1980年代に制作されたファンタジー映画『ネバー・エンディングストーリー』に登場するファルコンを彷彿とさせる迫力ある飛行機雲を目撃したのは、米国人パイロットのルー・ボイヤーさん。

 

 ボイヤーさんは先月19日、東京からアラスカに向かって高度1万メートルを飛ぶボーイング747機のコックピットで、300メートルほど下を通過する別機の存在に気づいて仰天。あかね色に染まった日の出の空を、白いドラゴンがゆっくりとこちらに向かってくるではないか!

 

 直後に先頭を突き進むボーイング787ドリームライナーの存在を認めたため、飛行機が大気中に噴射するガスが作る飛行機雲だと納得したものの、明け方の光を浴びて光り輝く雲があまりにも神々しく、最初は目を疑ったという。

 

 というのもボイヤーさんは大のヘビ好き。カリフォルニア州ハンティントンビーチの自宅でも、観賞用の大蛇を何匹も飼育しているだけあって、長く尾をひく飛行機雲を見てウットリしてしまったとか…。

 

 とはいえ、極東ロシアからアラスカにかけては、アリューシャン列島やカムチャッカ半島の火山の噴火が相次いでいる影響で、現在多くの航空会社が火山灰や噴煙を避けるルートを飛んでいて、ちょっとした渋滞状態が続いているというから、ドラゴンの目撃より、こちらの事実の方がコワイかもしれない。

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