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パンダの赤ちゃん 驚きの子育て「右乳首ばかり吸わないで!」上野動物園

 上野動物園で生まれたパンダの赤ちゃんは、今月12日で1カ月を迎えた。動物園はこの間、5回の身体検査を行い、体重は1キロを超えた。24時間体制で母娘を見守る飼育員さんの苦労をみてみよう!

 

 まるでお風呂に入っているようなこの様子は、パンダの体重測定だ。台所の流しで使われるようなプラスチック製の桶に入れられた赤ちゃんの体重は1147.8グラム。中国のパンダの専門家によると、成長は「平均よりもやや上くらい」と良好だ。

 

 次は保育器ごしの体長測定。なかなかジッとしていない赤ちゃんを両手で押さえて、鼻の先から尻尾の付け根までメジャーで計測したところ、12日間で6センチほど伸びて29.5センチになった。こう言ってはなんだが、うつ伏せ状態の赤ちゃんは白黒模様が見えなければ、手土産用の寿司の折り詰めか何かにも見える。この日齢の赤ちゃんに触れられるのは、飼育員にのみ許された特権とも言えよう。

 

 現在、赤ちゃんは1日に6回、母親のシンシンの乳を吸っている。メスは4つある乳首を総動員して子育てに挑むが、上野動物園によると現在は主に右側の乳首ばかり吸わせているという。このままでは乳の量が不足するおそれもあるため、両側をバランスよく吸わせるために飼育員がマッサージしてあげて、赤ちゃんをうまく誘導するなどのサポートをしているという。

 

 子供が圧死される心配なく、親のそばで眠ることができると言われる生後3〜4カ月まで、飼育員さんの苦労は絶えない。

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