火山

薩摩硫黄島で小規模噴火のおそれ「噴火警戒レベル2」へ

 火山性地震が急増している鹿児島県の薩摩硫黄島について、気象庁は19日昼前、火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを「2」の「火口周辺規制」に引き上げると発表した。

 

 気象庁によると薩摩硫黄島では、19日午前3時ごろから振幅の小さな火山性地震が増加し、きょう午前11時半までの発生回数が51回になった。

 

 このため、火口から約1キロ範囲に大きな岩が飛散する小規模噴火が発生するおそれがあるとして、噴火警戒レベルを1から「2」に引き上げた。

 

 薩摩硫黄島は東西6キロ、南北3キロ、面積11.7平方キロ。7300年前に国内最大規模の大噴火を起こした「鬼界カルデラ」の周縁部に誕生した火山島で、約6000年前以降に海面上に姿を表した。島の東にある主峰の硫黄岳は1990年代末からひんぱんに噴火が発生している。

 

 また今年2月以降には、火口上空の雲にマグマが反射して赤く見える火映現象もときどき観測されており、地熱活動が高まっている可能性がある。鹿児島県三島村では火口周辺への入山規制を行っている。

 

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