気象

豪州をはさみうちする2つのサイクロン カテゴリー5は44年ぶり 気象衛星がとらえた!

 オーストラリアでは、発達中の熱帯サイクロン「マーカス」に続いて、昨夜(22日)北部に新たなサイクロン「ノーラ」が発生した。気象衛星ひまわり8号が、ふたつの目玉をはっきりととらえた!

 

 米海軍合同台風警報センター(JTWC)によると、今月21日に豪州の北西沖に発生した熱帯サイクロン「マーカス」の23日現在の中心付近の最大風速は120ノット(秒速62メートル)。最大風速をもとにサイクロンの強さを5段階に分類した区分のうち、カテゴリー5から4に引き下げられたものの、今後も発達の見込みがあるという。

 

 オーストラリア気象局やアジア防災センターなどによると、最強のカテゴリー5クラスが同国に接近したのは、1974年12月に北部ダーウィンに襲来したサイクロン「トレーシー」以来、44年ぶり。このときは死者71人、負傷者の数は約650人に達し、約4万7000人が被災する同国史上最大の気象災害になった。

 

 幸い「マーカス」は今後、インド洋上を南下するコースをたどるとみられ、南部パースに接近する25日ごろには、熱帯低気圧に変わると予想されている。しかしインドネシアと豪州の間のアラフラ海では22日、新たなサイクロン「ノーラ」が発生。

 

 「ノーラ」の現在の最大風速は45ノット(秒速23メートル)とカテゴリー1にとどまっているが、今後、南東方向へ移動しながら発達し続け、カテゴリー4の巨大サイクロンになって、24日から25日にかけて、北部に上陸する可能性が浮上しているという。

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