食中毒

球根はジャガイモそっくり!有毒イヌサフラン食べて80代女性が死亡 帯広

 北海道の帯広保健所管内に住む80代の女性が今月12日、自宅の庭に生えていた有毒のイヌサフランの球根をジャガイモと間違えて食べ、14日に搬送先の病院で死亡していたことが明らかになった。イヌサフランは、葉は山菜のギョウジャニンニクによく似ているが、球根はジャガイモや玉ねぎによく似ている。

 

 同保健所によると、今月12日、保健所管内に住む80代の女性が自宅の庭に生えていたジャガイモを掘りおこして煮て食べたところ、その日のうちに嘔吐や下痢、腹痛などの症状を訴えて、翌日に救急搬送されたが、14日に病院で亡くなった。

 

 警察が司法解剖した結果、体内から有毒成分のコルヒチンが検出され、報告を受けた保健所が女性宅の敷地内でイヌサフランを発見したことから、誤って食べたことによる急性食中毒死だと断定した。

 

 イヌサフランは、秋になると紫色の花を咲かせるユリ科の多年草だが、葉はギョウジャニンニクに似ており、根の部分は球根状になっており、ジャガイモや玉ねぎにそっくりだ。春先はギョウジャニンニクと間違えて食べるケースが多く、今年も4月に岩見沢保健所管内でひとりが死亡しているが、葉が枯れる夏には、球根をジャガイモや玉ねぎと見誤る事故が多いという。

 

 北海道や帯広保健所では、食べられるかどうか判断つかない草花は採って食べたり、他人にあげたりせず、料理する前によく確認してほしいと注意を呼びかけている。

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