歴史

世界最大!ブラキオサウルスの足 米国で発見「ビッグフットだ!」

 米西部ワイオミング州で20年前に発見された恐竜の足の化石が、約1億5000万年前の草食恐竜「ブラキオサウルス」のものであることがわかった。これまでに発掘された恐竜の足の化石としては最大だという。

 

 この化石は1998年、カンザス大学のアンソニー・マルティーズ(Anthony Maltese)さんが率いるチームが、ワイオミング州のニューカッスル近郊に広がる後期ジュラ紀の地層(モリソン層)で発見。

 

 科学誌『Peer J』に掲載された論文によると、足の骨の幅は約1メートルで、尻尾の骨の下から見つかった。当時も「非常に大きな動物の化石」だと考えられていたが、最先端の3Dスキャン技術ですべての足の骨を正確に測定した結果、股関節までの高さが4メートルはある1億5000万年前のブラキオサウルスだと判明した。

 

 ブラキオサウルスは長い首を持ち、頭の先までの高さが16メートル、全長25メートルに及ぶと考えられているが、これまで見つかった恐竜のなかで最大種とは言えないという。というのも、アルゼンチンで骨格の一部が見つかった「アルゼンチノサウルス」や「パタゴティタン」は足の骨こそ見つかっていないが、大腿骨の長さは2.3〜2.5メートルと、ブラキオサウルスの大腿骨を上回ると考えられているためだ。

 

 しかし、今回の発見によってブラキオサウルスの生息域が従来の想定よりも広範囲にまたがっていたことが明らかになり、足以外の骨格の発見に期待が寄せられている。

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