宇宙

宇宙ステーションの日本実験棟で水漏れ400cc「あと2カ月半はもつ」

 地上から400キロ上空を飛ぶ国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」で、船内装置を冷却するための水が漏れるトラブルが起きていることが明らかになった。

 

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、先月18日午後、「きぼう」船内の熱制御システムの監視データから、水漏れの可能性が浮上。長期滞在中の宇宙飛行士の点検の結果、熱交換器出口の配管に水滴が見つかった。

 

 漏れた冷却水の量は、1日あたり0.05リットルで。これまでに全部で0.4リットル(400cc)が失われた可能性が高い。現在、水漏れ部分の特定を急いでおり、発見次第、補修を行う見通し。

 

 ほかのシステム危機や実験装置への影響はなく、タンク内の残りから、少なくとも2カ月半は実験棟の利用・運用に影響はないという。

 

 日本が開発した「きぼう」船内では、装置を冷却した水をNASA(米航空宇宙局)の熱交換器を通じて、船外の大型放熱パネルへ移送する仕組みで、管制官は地上にいながらにして、船内の熱・環境制御システムに関するトラブル対応技術が求められている。

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