宇宙

リュウグウまで851m!宇宙の「竜宮城」に水はなかった!?

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、小惑星探査機「はやぶさ2」は今月6日、リュウグウの重力を計測するために、高度851メートルまで接近したと発表した。東京スカイツリー(634m)よりは高いが、水平距離に換算すれば、徒歩12分くらいと目と鼻の先だ。

 

 はやぶさ2が6月27日にリュウグウに到着してから1カ月余り。先月20日から21日には6キロ、今月1日には5キロと少しずつ高度を下げる降下運用を続けている。

 

 JAXAによると、今月6日にはリュウグウの重力を計測するための3回目の降下を実施。無人探査機が重力を計測する場合、軌道や姿勢のコントロールはなるべく行わず、天体の重力にまかせて自由に落下させ、リュウグウが引っ張る力の強さを計測する方法を取る。

 

 当日は日本時間午前11時前に、はやぶさ2の定位置(ホームポジション)である高度20キロから落下を開始したところ、約10時間半後に高度6000mに到達し、自由落下状態に入った!そして、翌7日午前8時10分ごろ、最低高度851mに接近した時点で、エンジンを逆噴射させて上昇に転じたという

 

 JAXAが公開した最低高度に達する直前の高度1250mからとらえられたリュウグウの表面を見ると、「竜宮」の名前に反して、表面は直径10mほどの岩や細かな石ばかりで、水は無さそうだ。

 

 現在、探査機は自由上昇を続けており、あす(10日)にも高度20キロのホームポジションに戻る予定だ。

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