救急

キレイでも触るな危険!京都の海に猛毒「カツオノエボシ」

 日本海に面した京都府京丹後市の海岸で、猛毒のクラゲの漂着が見つかったとして、海上保安庁が緊急注意を呼びかけている。電気ショックのような痛みがある「カツオノエボシ」は、二度目に刺されるとアナフィラキシーショックを起こし、死亡する危険がある。

 

 第八管区海上保安部や京都府海洋センターによると、今月10日、京丹後市網野町掛津の琴引浜海岸で清掃作業員が複数のカツオノエボシが打ち上げられているのを発見し、市に通報した。

 

 カツオノエボシは、透き通った藍色の浮袋を持つクダクラゲの一種で、触手には強い毒があり、刺されると電気ショックを受けたような激痛が走り、二度目に刺されるとアナフィラキシー(アレルギー反応)を起こしてショック死する場合もある。

 

 本州では通常、太平洋側の沖合に漂っていることが多いが、風で海岸近くまで運ばれ、砂浜や海岸に打ち上げられる。日本海側の京都で発見されるのは非常に珍しい。

 

 一方、神奈川県でも先月以来、相模湾に面する海岸一帯で、カツオノエボシの漂着が相次いで確認されている。新江ノ島水族館によると神奈川県では5月のゴールデンウィークあたりから、南風が強く吹く日に漂着することが多く、青い色をしているので海の中で見つけるのは難しい。(動画は神奈川県庁ニュースより)

 

 

 砂浜で死んでいても危険なため、絶対に素手では触らず、万が一、刺された場合は、棒か何かを使って皮膚に刺さった触手をそっとはがして、速やかに医療機関で診察を受けること。消毒する際に真水や酢を使うと逆効果になるので要注意だ。

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