感染症

保育所で20人が腸管出血性大腸菌O-26の集団感染 長野県

 

 長野県健康福祉部は15日、県中部に位置する東御(とうみ)市の保育所で園児ら20人が腸管出血性大腸菌O-26に集団感染したと発表した。

 

 県によると集団感染が発覚したのは今月4日、上田保健所が東御市内の医療機関の通報を受けて調査を実施した結果、14日までの間に1〜5歳までの園児19人と職員1人の便からO-26の病原菌が検出された。

 

 このうち、下痢や発熱などの症状が確認されているのは15人、残りの5人からは病原菌は検出されているが、症状は出ておらず、いずれも快方に向かっているという。

 

 腸管出血性大腸菌というと、O-157が代表的だが、ほかにもO-26やO-111などが知られる。毒力の強い「ベロ毒素」によって、腹痛や水様性の下痢を引き起こし、深刻な場合は血便や溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症することがある。

 

 わずか50個程度の病原菌で発症すると考えられていることから、二次感染が起きやすく、患者の便で汚れたおむつや下着に触れたり、洗濯することによって、家族間で感染が拡大するおそれもあることから、入浴の際は、患者はできるだけ湯船に浸からず、シャワーやかけ湯で済ませるようにしてほしい。

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