生物

ブランブラン止めろ!蛇とマングースのおかしな戦い アフリカ(動画)

 かつて沖縄には「ハブとマングースの対決」という観光客相手の見世物が流行した。ところがハブ退治のために持ち込まれたマングースがヤンバルクイナなどの在来生物を捕食している事実が明らかになったことから、現在は特定外来生物として駆除対象になっているのだから皮肉なもの。その両者が今も争う場所がアフリカにあった!しかしその戦い方はどう見ても遊んでいるようにしか見えないのだ……。

 

 この動画が撮られたのは2017年6月、国境に近い南アフリカ北東部に広がるクルーガー国立公園。休暇を利用してシングウェジ川近くのサファリキャンプを訪れたデリア・ブロンクホースト(Delia Bronkhorst)さん(36歳は、木の枝に絡まったロープにぶら下がってブランブランと遊ぶ小動物に気づき、「あら、カワイイ」とカメラのレンズを向けて驚いた!

 

「遠目から木の枝にからまる蔓(つる)かと思っていたら、瀕死のヘビだったんです!それをマングースがガッチリくわえていて…」と青ざめるデリアさん。

 

 

 専門家によるとヘビの正体は、アフリカを代表する「ブラックマンバ」。コブラ科に属し、キングコブラの次に長くなる毒ヘビで、大型になると4メートルを超える。名前にブラックとついているが、体の色は灰色や褐色をしていて、由来は口の中が黒いことからつけられた。

 

 50メートルを11秒程度の速さで移動し、素早く正確な攻撃を繰り出す。毒は即効性で、すぐに治療しなければほぼ100%の確率で死ぬことから、専門家の間では「世界最凶」の毒ヘビと称される。

 

 このため、通常ならばわざわざ危険を犯してまでマングースが戦いを挑む相手ではないものの、この日はどうしたわけかマングースに有利な形勢で、何度も噛みつかれて体重をかけられたせいで、さすがの猛毒ヘビも息も絶え絶え。最終的には地上に落ちて、マングースの胃を満たす運命にあった。

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