火山

パプアニューギニア火山島 2つの火口が爆発 噴煙15km上昇(動画)

 オーストラリア気象庁やパプアニューギニア(PNG)国家防災センターなどによると、現地時間25日朝、同国北岸沖に位置するマナム火山が爆発し、噴煙が1万5000メートル上空に到達した。マダン州知事は火砕流が3つの村に迫っており、島民の緊急避難の必要があるとして、国防軍に2隻の護衛艦の派遣を要請したという。

 

 噴火が起きたのは、ビスマルク海に面したパプアニューギニア北岸から13キロほど沖合に位置するマナム島。現地時間25日午前6時ごろ、島のほぼ中央に位置するマナム火山でふたつの火口が同時に爆発して、火山灰を含む噴煙が上空1万5000メートルに達した。(気象衛星ひまわりが観測した噴煙/オーストラリア気象庁)

 

 

 ラバウル火山観測所(RVO)によると、大量の火山灰によって太陽光が遮られ、視界がほとんどない状態が続いており、島民は昼間でも懐中電灯を使って行動しているという。(動画はScott Waideさんが撮影)

 

 

 これまでに死傷者の報告はないが、この噴火で火口からは溶岩流が発生。バリアウ村とクルグマ村では火山灰によって2軒の民家が埋没し、溶岩流に巻き込まれた2軒が倒壊したという。

 

 マダン州のピーター・ヤマ知事は、島内3カ所の村に危険が迫っているとして、村民約2000人を緊急避難させるために、国防軍に護衛艦の派遣を要請するとともに、政府に災害派遣部隊を追加要請した。

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