火山

硫黄島が海底噴火!自衛隊が海水噴出を確認

 東京から1250キロ離れた小笠原諸島の硫黄島で12日、海底噴火が発生したもようだと気象庁が発表した。海上自衛隊が上空からの観測で、島南部の沿岸で、海水が海面から噴出しているのを確認したという。

 

 12日午前、硫黄島の上空を観測した海上自衛隊硫黄島航空基地によると、島の南側の沿岸で海水が海面から5〜10メートルの高さに噴出しているのが観測された。

 

 硫黄島では今月8日未明から、火山性地震が急増していて、1日あたりの発生回数が500回を超えた。また11日午後8時ごろからは地下のマグマや水蒸気の動きを示す火山性微動が続いており、火山活動が活発化していることから、気象庁は今後、小規模噴火に発展するおそれがあるとして、引き続き警戒を呼びかけている。

 

 硫黄島は、水深200メートルの海底からそびえる直径40キロあまりの海底火山の頂上部にあたる火山島だ。南北の長さ8.5キロ、幅4.5キロにわたる島には、南西部に摺鉢山(標高169メートル)、北東部に元山(同115メートル)のふたつの火山がそびえ、島の各地に地熱帯や噴気孔が広がっている。

 

 2012年4月には火山性地震が活発化し、海底噴火が発生。8月から9月にかけて、噴気や湯だまりの出現などの火山現象が観測された。

 

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