地震

北海道地震 1週間で余震239回「引き続き震度5弱以上の可能性」(動画)

 北海道胆振地方東部で最大震度7の地震が発生してから1週間が過ぎた。気象庁は、「同規模の地震が発生する可能性は、当初に比べると低くなった」としながらも、引き続き今後1週間程度は、最大震度5弱以上の地震が起こる危険性は残るとして注意を呼びかけている。

 

 内閣府によると、今月6日午前3時7分に発生したマグニチュード(M)6.7の地震では、厚真町や苫小牧市などで41人が死亡、重傷9人、軽傷646人、負傷程度不明26人の人的被害が出ている。震度6強から7の揺れに見舞われた厚真町や安平(あびら)町、むかわ町では住宅32棟が全壊、半壊・一部破損は30棟にのぼるほか、札幌市や北広島市で多数の住宅が被害に遭った。

 

 消防庁によると、現在も44カ所の避難所に1599人が避難していて、土砂崩れのために道路が寸断された地域では、復旧車両が立ち入れないため、173戸で停電が解消されておらず、北海道電力管内では平常時より2割の節電が実施されている。

 

 また北海道内の45市町村では一時期、最大で6万1201戸が断水したが、12日現在では、水道管が破損した安平町や浄水場が破損した厚真町など約5000戸が断水中だ。

 

 気象庁によると、最初の地震から13日午前9時までに発生した体に感じる震度1以上の地震は239回。このうち震度4以上は14回、震度3以上は26回と、余震回数は緩やかな減少傾向にあるが、平常時と比べれば、最大震度5弱以上の地震が起こる確率は100倍を超える。

 

 

 また、地震活動は、最初のM6.7の震源を含む南北約30キロのエリアで活発な状態が続いており、「石狩低地東縁断層帯」として知られる活断層とも近いことから、今回の地震によって断層帯の活動を引き起こすおそれもある。

 

 気象庁は「強い揺れがいつ発生してもおかしくない」として、今後1週間は引き続き最大震度5弱以上の地震に注意するとともに、家具の固定など日ごろから準備を怠らないよう呼びかけている。

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